素材塗料について

塗装に関しては出来上がりの状態のみを重視する傾向がありますが、気をつけなくては行けないのは塗料の種類です。
種類に応じて紫外線や雨風による経年劣化に対する耐性が異なりますのでご予算や塗面の周囲の状態に応じて適切な塗料を選択する必要があります。

小河原塗装ではアクリル・ウレタン・シリコン・フッ素塗料の全ての種類の塗料を取扱しております。
また各塗料で数種類のメーカーから色や塗面の種類に応じて経験豊かな職人が適切な塗料を選択させていただきますのでどのような現場でもベストな塗料で施工が出来ます。

主な取扱塗料メーカー

日本ペイント・大日本塗料・日進産業・水谷ペイント・ピアレックス・トウペ・アステック・関西ペイント・恒和化学工業・菊水化学工業・旭硝子・エスケー化研・スズカファイン・ハイドロテクトコート・大日技研

技職人集団の技術と細やかさ

塗装の品質に関しては塗料の部分でもお伝えしましたが、表面的な出来栄えだけ見ていては行けません。新しい塗料を塗れば誰が塗っても初めは綺麗な状態です。
職人の技の中でも特に重要なのが下地の処理の仕方です。

高圧ジェット洗浄機で下地面を綺麗にするのはもちろんですが、モルタル壁の場合は経年劣化によるクラックと呼ばれるヒビ割れの補修を丁寧に行います。補修の方法もヒビ割れの種類によって、フィラー刷り込みやUカット処理などそれぞれに応じた補修を行います。

サイディング壁の場合はシーリング処理が特に重要になります。シーリングとはサイディングボード同士の境目に出来る目地を埋めるためのゴム状の充填剤で、窓や外壁の境目などにも用いられます。もともとあったシーリング剤の状態に応じて増し打ちか打ち替えかを選択します。

このように下地処理だけでも壁の種類や状態に応じて様々な工法があり職人がその工法を適切に選び、高い技術で施工することにより品質の高い施工を実現しています。

知識塗装の基礎知識

塗装と言えば見た目を良くすることだけに目が行きがちですが、実はその他にも色々な機能があります。

塗装の機能1：保護

この世に存在するものはどんなものでも経年劣化します。鉄は錆び、木は腐り、コンクリートも劣化により強度が低下します。そのような経年劣化を塗装で防ぐ事が出来ます。用途に応じた塗装を施す事により素材を長持ちさせることが出来ます。

塗装の機能2：見た目

塗装の最大の機能は見た目の変化です。塗装により色あせたものを鮮やかに彩ることが出来ます。子供の頃プラモデル等で遊んだ方は良くわかると思いますが、無機質なプラモデルのパーツを綺麗に塗装することによりプラモデルは輝きを増します。

塗装の機能3：特殊機能をつける

塗装により物質の表面に特殊な機能を持たせる事も出来ます。
例えば、壁を剥がして断熱材を入れる事は大変ですが、断熱性能の高い塗料を塗ることにより同様の効果を得る事も出来るのです。その他にもホルムアルデヒドを吸着する塗料や、抗菌塗料、防カビ塗料、蛍光塗料と様々な機能の塗料があります。